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自立学習至上主義宣言


 志進ゼミナールの他塾との大きな違いのひとつは自立学習できる生徒を育てることを非常に重要と考えているところです。「自立学習できるようになったので塾を辞めます」という理由で塾を辞めて巣立っていってくれることは、志進ゼミナールの目指すひとつの理想のかたちです。

 人は本来、自分ひとりで勉強できるものなのです。実際、私(塾長の小杉)は東大の受験勉強においてほぼ自学自習のみで東大に現役合格いたしました。

 詳しく言いますと、高3の夏休みに5日だけ大手予備校の夏期講習に参加したのですが、それ以外の塾には中学校と高校の6年間全く通っておりませんでした。また、私は私立の中高一貫校に通っておりましたので、そういう意味では受験向けの学校教育を受けていたことは確かですが、それを差し引いても東大合格に必要な勉強の8割がたは自学自習によって培われたものであると自負しております。

 私は高2ぐらいまでは効率的とは言えない勉強法をしておりました。このままでは受験に対応できないと考えた私は和田秀樹先生の著書に出会い、その著書により「どういう勉強が効率がよいのか」「どのような勉強をすれば東大に受かるのか」学びました。

 そして、その方法を実践してから急激に成績が伸び、実のある受験勉強ができるようになり、その結果東大に合格することができました。お会いしたことはありませんがそういう意味において和田秀樹先生は私にとって恩人です。

 和田秀樹先生の著書に出会うことができたのも「なんとか自分の勉強法を改善したい」という切なる思いで本屋で色々探し回った結果です。

 和田秀樹先生の著書をはじめとして素晴らしい勉強法の本は多々ありますので、そのような勉強の本を自分で読んで勉強法を改善すれば、効率の良い最高レベルの勉強法を自分で確立することも可能なのです。

 自立学習がきちんとできれば、例えば高校に行かなくても大検を受けてそこから塾にも通わず、東大や医学部に行くことさえ可能であると私は考えています。

 人間は社会に出てからは「1人で学び、知識を得てそれをもとに考えて行動する」ことが求められます。経済、社会、環境などにおいて先が見えにくい現代においては、なおさら、「自分で学び考え行動する」力は幸福に生きていくうえで必要不可欠なものであると考えます。

 「人を教える」ということに関わる人間として、自分の教える生徒が将来社会に出てから「自分で考え行動する」ことができるように授業の際にアドバイスできることはさせていただきます。もちろん、算数の授業なら算数、国語の授業なら国語をしっかり教えます。勉強法やモチベーションのアドバイスは授業時間の1割から2割程度で、8割以上はきちんと教科内容を教えますのでご安心ください。

 教科内容はしっかり教えるのですが、例えば「家庭学習でどのように勉強すれば定期試験でいい点数が取れるのか」や「どのような家庭学習をすれば効率よく受験で成功するか」といった勉強のしかたについても授業を通して随時教えていくということです。

 私は志進ゼミナールを開校する前はプロ家庭教師をしておりましたが、その際も生徒が少しでも自立学習できることを目標として授業を行ってきました。

 しかし、生徒に自立学習をさせることを目標に指導し続けてきたからこそ言えますが、生徒に自立学習させるのがなかなか簡単にはいかない場合もあります。例えば、「分からないところは塾や家庭教師の先生や親が教えてくれる」という甘えの意識がしみついている生徒を自立学習できるように導くのは容易なことではありません。容易ではありませんが私は決してあきらめません。

 「勉強というのは自分ひとりではできないものだ」と思い込んでいる生徒も少なからずいます。そのような生徒を自立学習に導く場合は「勉強は1人でできるものなのだ」ということを気づかせるために根気強く様々なアプローチをする必要があります。生徒にそれを気づかせるために1年以上かかる場合もあります。それぐらい自立学習に導くには根気がいるのです。

 私自身のこのような考えはどの学習塾も持ったほうがよいと思うのですが、このような理念を持った塾にあまり出会わないのが現状です。

 「受験に塾は必要不可欠だ」というスタンスの塾が多いように思うのです。自立学習のことについては触れず、「初めに塾ありき」の姿勢で1つでも多くの授業を受講するようにすすめてくる塾には感心できません。

 塾も企業ですから利益を出して存続し、拡大を目指すことは悪いと思いません。むしろ、企業である以上、拡大を目指していくべきでしょう。しかし、教育という特殊な業界において利益第一主義ではいけないというのが私の考えです。「初めに生徒の自立学習という目標ありき」という本当の意味での生徒第一主義であるべきだと考えています。

 ただし、例外として、現在の中学受験においては受験に塾が必要不可欠な部分もあると思います。精神的な成長をし始めたばかりの小学生に完全な自立学習を確立させるのは不可能に等しいと考えるからです。難関といわれる中学受験の問題は大人でも解けないようなものが普通にあります。そのような難解な問題を小学生の精神年齢において、完全な自立学習で解けるようになるのはほぼ無理です。

 しかし、だからといって私は小学生に自立学習のためのアドバイスをしないかというとそういうことはありません。中学生、高校生になってから完全な自立学習ができるようにその生徒が理解してくれる範囲のなかで自立学習のためのアドバイスはします。ただ、中学受験の勉強を全て自立学習でするように、というような無茶なことはもちろん言いません。

 上記のような私の考えをもとに日々指導していますので、最初に書きましたとおり生徒が「自立学習できるようになったので塾を辞めます」といって、塾を卒業して一段上のステージに巣立っていってくれることは私の目指す教育のひとつの理想のかたちなのです。


  平成24年1月5日
                                 志進ゼミナール 塾長   小杉 拓也



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